2021-03-23 第204回国会 参議院 財政金融委員会 第5号
これを見ますと、令和三年度と令和六年度とを比べますと、⑫基礎的財政収支、いわゆるプライマリーバランスですが、これマイナスの二十・四兆円からマイナスの十一・三兆円まで大幅に改善をしております、この資料では。 しかし、これにはからくりがありまして、⑦の基礎的財政収支対象経費が二・九兆円減っているからなんです。ところが、①の国債費、四・三兆円も増えております。
これを見ますと、令和三年度と令和六年度とを比べますと、⑫基礎的財政収支、いわゆるプライマリーバランスですが、これマイナスの二十・四兆円からマイナスの十一・三兆円まで大幅に改善をしております、この資料では。 しかし、これにはからくりがありまして、⑦の基礎的財政収支対象経費が二・九兆円減っているからなんです。ところが、①の国債費、四・三兆円も増えております。
三ページ目、二〇二五年度の内閣府の見通しは、真ん中あたりに、基礎的財政収支、「国・地方の財政の姿」という二つ目の表の一番上にマイナス七・三兆円というふうになっています。これについてどうやって黒字化するんですかということを私は尋ねましたが、黒字転換の方法について大臣から納得できる説明はなかったです。ここではそこには立ち入りませんけれども。
内閣府の中期財政試算では、財政健全化の指標となる国と地方の基礎的財政収支を二五年度で黒字化するべく目指してきましたが、二七年度に先送りされました。 政府の想定では、二〇年の成長率はマイナス四%なのに対し、二一年にはプラス四・四%にV字回復し、その後も三%台後半の成長を続けるとしています。
質問通告はしておりませんでしたが、一月二十一日の中長期の経済財政に関する試算で、国と地方との基礎的財政収支の黒字化、いわゆるプライマリーバランスですが、二〇二九年度にするという考え方を発表されておられます。二〇年の七月に同じようなことを言っておられますが、昨年の七月、一昨年ですね、の七月と状況が極めて異なってきていますのでなかなか難しいのではないかというふうに私は思っております。
これによって、基礎的財政収支、いわゆるプライマリーバランスが悪化しているということを懸念される方もいらっしゃいます。他方で、全くこの指標は気にしなくてもいいという方もいらっしゃいます。さまざまいらっしゃいますが、私は全く気にしなくてもいいというふうには思っておりません。 財政収支というのは、企業でいうところの損益ではなく、いわば現金収支、キャッシュフローに近いものではないかと考えております。
今年、基礎的財政収支の赤字額、現在、六十七兆円ということであります。まあ堅持をしているということでありますけれども、骨太の方針二〇二〇ではこの点には触れられておりません。 そこで、もう時間ですので最後の質問に入りますけれども、その一方で、やはり今後新型コロナウイルスの影響が長期化すると。
一方で、政府は、二〇二五年のプライマリーバランス、基礎的財政収支の黒字化という旗を下ろしていないという今状況だと思います。私も、将来の子供たちの世代にこれ以上大きな負担を背負わせないという観点からは財政健全化の旗は下ろしてはいけないと、こういうふうに思っております。 総理として財政健全化に向けてどのようなスタンスで今後対応されるのか、お伺いしたいと思います。
政府が掲げる二〇二五年の基礎的財政収支の黒字化と、それに向けた二〇二一年度の中間指標にも影響は避けられないというふうに考えております。そこで、財政に対する新型コロナウイルス感染症の影響をどのように見通されているのか、伺いたいと思います。
税収が大きく落ち込み、一般会計の基礎的財政収支も赤字が悪化することは避けられません。コロナ対策を優先させたことで財政状況が急激に悪化するのはやむを得ない事情がありますが、それならなおさらのこと、今次補正予算案では不要不急と見られる事業は見直すべきです。 麻生財務大臣に質問します。 今年度の基礎的財政収支は現段階でどの程度の赤字となる見通しですか。
次に、二つ目、基礎的財政収支についてのお尋ねがありました。 令和二年度の第一次補正予算及び第二次補正予算の影響を含めまして、国、地方の基礎的財政収支の見通しにつきましては、今後、内閣府において更なる精査が行われ、次回の中長期試算において示されることとなろうと存じます。
にもかかわらず、本予算における一般会計の基礎的財政収支は九・二兆円の赤字で、元年度当初予算から赤字幅が拡大をしております。 その理由は、所得税や法人税が減収となるためで、これは大盤振る舞いした臨時特別の措置が効果を発揮していないことの証左であります。その上、甘過ぎる経済見通しが税収の前提となっていることに鑑みれば、赤字幅は更に拡大する可能性が大きいと言えましょう。
私どもとしては、このプライマリーバランスとかよく言いますけれども、基礎的財政収支というものが、あっち側よりもこっち側に、ちょっとこっちが下回るところまで行かないとなかなか借金というのが減っていかないので。 今の状況の信用がずっと永久に続くという保証がありませんので、私どもとしては常にそういった配慮をしているから世界のマーケットからの信頼も今のところあるんだと、私どもはそう思っております。
これまでの借金に乗っかっていく部分がありますので、少なくとも入りと出がバランスするところまで行かないとプライマリーバランスがという、基礎的財政収支というのが一致するところまで来ないとこの数字が更にふえてくるので、これを超えますと今度はその分から減っていくことになりますので、これを経済で縮小して均衡させるか、拡大してというのか、意見の分かれるところだったと思いますが。
そこで、二つここでは書かせていただいているんですが、政策として考えるべきことは、一つは、基礎的財政収支について、赤字に上限を設けて、その赤字の上限を超えないということに政府や財政当局がコミットするということが必要であろう。
政府は基礎的財政収支の黒字化だとか言いますけれども、これをどうやって達成するんですか。消費税、十年間上げないんでしょう。法人税はふえていませんよね。どうやってこの税収の空洞化を埋めるんですか。結局、消費税を更に引き上げるか、あるいは社会保障を更に削減していくか、こういう道しかなくなるんじゃありませんか。 矢野さん、いかがですか。
○麻生国務大臣 令和二年度の予算の一般会計の基礎的財政収支の話だと思いますが、社会保障関係費の伸びなどによって、基礎的財政収支の対象経費が一・四兆円、一兆四千億増加する傍ら、税収とその他の収入の増加が一・三兆円となることから、令和元年度の当初予算と比べて約五百億円悪化することになっております。
をいわゆるあらゆる世代が広く公平に分かち合うという観点で、社会保障の財源というように位置づけてこれまでに引き上げてきたところではありますけれども、いずれにしても、この基幹三税というものを組み合わせながら、所得税等々いわゆる必要な税収というものを確保していくことが重要だと思っておりますので、いずれにいたしましても、経済再生と財政健全化というのの両立を図りながら、やはりプライマリーバランスという、基礎的財政収支
このため、公債依存度は三・二ポイント上昇して三五・四%、基礎的財政収支は当初予算から五・四兆円悪化をして十四・六兆円の赤字となり、財政健全化は大幅に後退をしています。 財政法は、決算剰余金のうち二分の一を下らない額を国債償還に充てると定めています。経済再生と財政健全化を両立をすると胸を張るのであれば、決算剰余金という隠れみのを使うことなく、赤字公債を発行し、国民の評価を仰ぐべきです。
○麻生国務大臣 言われましたように、二〇二〇年度の実現を目指しておりましたいわゆるプライマリーバランスの、基礎的財政収支の黒字化の目標については、これは、当初予想したようには税収が伸びなかったというのが一点と、もう一点は、いわゆる少子高齢化という、長期的には日本最大の国難はこれだと思っていますけれども、それに合わせて全世代型の社会保障制度へと転換をするということをさせていただいて、選挙によって信頼も
財政規律が緩んだ結果、基礎的財政収支の黒字化目標は、二〇二五年度まで五年も先延ばしされました。フローの指標であるプライマリーバランスが黒字化されて初めて、ストックの指標である公的債務残高が安定いたします。まず止血しなければ、血をとめなければ、日本財政の容体は悪化するのみであります。財政赤字という船底の穴を塞がなければ、日本丸は航海を進めることはできません。
一方、これは皆さん御承知のとおりだと思いますけれども、日本の場合は、GDP五百五十兆として予算赤字三十四兆、単純計算ですとマイナス六%なんですけれども、財務省の資料によれば、これは多分計算の、基礎的財政収支であるとかなんとかということで違うんでしょうけれども、社会保障基金を入れた分でマイナス四・二%と、イタリアの二倍以上なわけですね。
二〇一八年十月、IMFは総額五百六十三億ドルのスタンドバイ融資枠を承認し、アルゼンチン政府は、融資合意に基づき、二〇一九年の基礎的財政収支均衡、二〇二〇年の財政収支の黒字化、二〇一九年六月までマネタリーベースの水準を引き上げない等、ペソ下落への対応を始めとするマクロ経済安定化のための措置を講じていると承知しております。
八千億円なかりせば基礎的財政収支はむしろ二〇一九年は悪化していたんじゃないですか、端的にお答えください。ファクトの問題です。
二枚目を見ていただきますと、これは内閣府の中長期財政試算でありまして、真ん中の段に、国、地方の財政の姿ということで、ちょっと色分けしております、塗ってあるところですけれども、二〇一八年から二〇一九年にかけて、基礎的財政収支、いわゆるプライマリーバランスと、財政収支の数字がどのように変化しているかというのを見ていただきたいんですが、若干、この数字だけ見ると改善しているように見えるわけですね。